地域の子育て支援

地域で子育て支援をしてくれるそうだが?

近所に親戚や親しい友人がいないので子育てが心配です。
地域商店街などにも子育てのいろいろな支援があるそうですが、誰でも気軽に利用できますか?

○地域の商店街が子育てを支援

商店街の活性化
・現在、日本が抱える問題として、地方の活気が低下していることと少子化問題がある。
このふたつの問題を結び合わせて解決し、さらに高齢者を巻き込んで地域を活性化しようというのが、地域の子育て支援である。
・国(厚生労働省)が立ち上げた地域子育て支援拠点事業は、「子育て中の親子が気軽に集い、相互交流や子育ての不安・悩みを相談できる場を提供」するというもので、地域に助成金を出し、それぞれの地域の商店街がさまざまな活動に取り組んでいる。

○商店街の地域子育ての支援の例

空き店舗の利用
・閉店して日ごとに増えるシャッター店舗を地域が借り上げ、子育て支援のサービス施設として活用する。
・保育サービス、子育て中の親子の集いの場所、相談所など、さまざまな支援の場を街中に提供する。

子育て中の母親を支援
・このような施設が街中にあれば、核家族で子育て中のお母さんも出かけやすくなる。
買い物途中で立ち寄ることもできるので、商店街に人が集まり、街の活性化にもつながることとなる。

高齢者と子どもの交流の場に
・商店街にサービススペースがあることにより、さまざまな世代の人が集まり、気軽に立ち寄れる場ができる。
学校帰りの奨学生や幼児などの遊び場になれば、子ども同士や大人との触れ合いが生まれる。
・高齢者が子どもたちを見守るという、昔ながらの関係が生まれることにも。
また、親も先輩から新人まで子育てなどの情報交換が可能となる。

ポイントカードや割引サービス
・商店街が行う子育て支援としては、子育て中の客にポイントがたまるカードを発行したり、子育て中の客を対象にしたカフェを設ける例、また子育て割引などを取り入れて行っている地域もある。

○地域の子育て支援はほかにもある?

ひろばや児童館
・地域が提供する子育て支援の場は、その他にひろば、センター、児童館などがあるが、事業の企画や実行は地域のNPOや子育てグループなど市民が行っており、従来のお役所の発想ではないところがポイント。

移動相談室
・商店街や、市民が運営主体の場が増えることで、子育て相談所も柔軟に開設されている。
ひろば、センター、児童館は2011年時点で全国で約5000カ所となり、相談の悩みのレベルに合った相談先をネットワークでつなぐことも進んでいる。

乳児と親を訪問支援
・乳児と一日部屋に閉じこもっている親を支援するのが「乳児家庭全戸訪問事業」。
対象は生後4ヶ月までの子どもがいる家庭で、目的は「どんな悩みも相談も不安も聞く」というもの。
・親子の状態や生活環境を把握し、助言や、支援の必要な家庭には適切なサービスを提供できるようにする。
本文院は愛育班員、母子保健推進員、児童委員、保健師、子育て経験者など多岐にわたる。

一口メモ
地域子育て支援拠点事業は、自治体が実施主体となり社会福祉法人、NPO法人等に委託して行われることが多い。
「ひろば型」「センター型」「児童館型」の3タイプがあり、子育て親子の交流、子育て等に関する相談・援助、情報提供などの事業を行う。

母子保健法に基づき助産師・保健師が家庭を訪問する「新生児訪問指導」もある。
対象は新生児(生後28日を経過しない乳児)で、退院後から出生後約1ヶ月の間に行われ、主に新生児の発育、生活環境、疾病予防など、育児に関する相談ができる。

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